いざプログラミングをスクールで学習しようと思いたち、オンラインで学習できてアラフォーでも通えそうなスクールをとりあえず8つ比較したのがこの記事。
公式サイトのデザインや料金、質問のしやすさなどを基準に3つにしぼりました。
3つにしぼったのがこちらの3つ。
候補を3つにしてからカウンセリングを受けたりや説明会動画を観たり、さらに公式サイトを読み込んだりで、より詳しい情報を得たので紹介します。
カウンセリングの問い合わせでもスクールの姿勢がわかる
スクールの特徴(差別化)はレッスンだけにあらず。カウンセリングや、もっというとカウンセリングの予約方法からも特徴はわかります。サイトを見てるだけでは気づきにくい点ですがとても重要なポイントだと思います。
なぜなら業務効率化を図るべきIT業界において、カウンセリングからそれができていないことは致命的なので。しっかり効率化できているところはレッスンも効率的に(講師・生徒ともに負担をなるべくかけずに)運営できている期待が持てます。
各スクールのカウンセリング・無料体験の感想
今回比較した3つのスクールはいずれもとてもスムーズなやりとりでした。
侍エンジニア
公式サイトでは「無料体験レッスン」と謳っていますが実際は「カウンセリング」です。プログラミング体験(レッスン)はいっさいありません。当日の予約状況がリアルタイムで表示されていて申込後の返信も早く、時間が迫っていれば電話でも対応してくれてストレスなくやりとりができました。無料カウンセリングを担当するカウンセラーが入学後も(講師ではなく)サポーター(?)的に在学中の相談相手になるようです。
TECH CAMP
カウンセリング予約後はSMSで予約確認などの連絡をするよう促されます。なんども時間確認をされますし、無断キャンセルはその後の予約ができない可能性もあるなど、時間については厳しい姿勢です(社会人としては時間を守るとか当たり前のことですが)。カウンセリング後は、希望すると仮予約的に枠の確保ができます。期限内に申し込み・入金すると正式入学となります。夜間・休日コースはかなり人気で数ヶ月先まで枠が埋まっていました。
TECHACADEMY
各コースの説明動画で概要確認ができます。無料体験で入学後の学習スタイルを確認しつつ、メンターとのカウンセリング(メンタリング)も用意されてます(メンタリングは必須ではありません)。無料体験は1週間できますが、課題は非常にかんたんなもので30分もあればできるものなので、1週間まるまる体験できるというより体験課題の完了まで1週間の猶予がある、と考えたほうがいいでしょう。比較したスクールでは入学前に実際にコードを書く体験ができるのはTECHACADEMYだけなので、「ちょっとでもプログラミングとはなにか」を知った上で入学できるのはいいですね。
スクールでの学習期間で比較
「スクールは短いほうがよい」という経験者の声も多く、またエンジニアの方には独学で習得された方もふつうなので、スクールに長く頼るべきではないのかとも思いますが、そのへんも踏まえて比較してみます。
- 侍エンジニア(エキスパートコース):12週〜
- TECH CAMP:10週 or 6ヶ月
- TECHACADEMY:4週〜
侍エンジニア
12週、24週、48週のプランがあり、「自分で仕事を取る」ことを目指すなら24週コース以上がいいでしょうとのことでした。学習期間について
中の人に聞けば長めに言うのは必然なので眉に唾をつけて聞いておくべきですが、「知識なしからオリジナルアプリを開発する」ことを考えると12週は際どいだろうとは思います。
TECH CAMP
10時から22時までみっちり学習する10週コースと、夜間+土日みっちり学ぶ半年コースの2つ。10週コースは仕事を辞めることになるので、すでに辞めた方を除くと選択肢としては厳しいですね。ましてアラフォーは就職支援・保証はないので仕事を辞めてまで通うことはリスクが高すぎです。オンラインの半年コースでは土曜日10時間必須(時間割あり)+平日&日曜で13時間のカリキュラムです。10週コースは毎日、半年コースでも1日は時間割通りに学習するのが特徴です。
TECHACADEMY
基礎学習+最終課題(オリジナル)というカリキュラムで、理解度によってどれだけ最終課題に時間が使えるかが決まる模様。4週間コースだとオリジナル作品に2週間かけるなら基礎学習を2週で終えなくてはならず、かなり厳しそうです。頑張って8週でしょう。あるいは12週も検討ですね。総学習時間として設定される80〜160時間をどれだけの期間で消化できるか、最終課題にどれだけ時間をとりたいか(基礎学習をどれだけ早く終えられるか)で期間を決めるとよさそうです。
メンター比較
「質問できること」がスクールの魅力。いかに質問しやすいか、自分の都合に合っているかを確認します。
侍エンジニア
専属講師と週1回のマンツーマンレッスン。講師にいつでも相談可。QAサイトもあるので、講師への相談のほかに他生徒の過去質問も含め参照できます。専属講師がつくものの、専業ではないので質問にすぐ返事が来るとは限らず、Q&Aに聞いたほうが早い、便利なことも少なくないようです。なので、「専属講師にいつでも相談可」というのはあまり重視すべきではないでしょうね。
TECH CAMP
10時から22時まで(短期集中オンラインコースの土日は11時から22時)講師に質問ができます。専任講師はつけず、回答できる講師が回答するスタイルなので、回答は早いようです。他のスクールではスクール外でのエンジニア業務がある方が講師を務めることが多い(そしてそれを売りにしている)ですが、TECH CAMPはスクール専任です。専任と兼任とどちらがよいかはともかくTECH CAMPとしてはベストな方法とのことなので、生徒としては信頼しましょう。
TECHACADEMY
15時から23時までと、今回比較したスクールではかなり限定された質問時間です。質問はこの時間以外でもできますが回答は待たないといけないので、午前中を学習時間に充てる方はじれったいかもしれません。時間内の質問であればかなり早いレスポンスが期待できるようです。講師はエンジニアを本業にしながらコミュニケーションが高い方を採用しているとか。
まとめ:第一候補はTECH ACADEMY
改めてより深く比較してみて、わたしはTECHACADEMYを第一候補に考えています。
働きながら通うことになるので「いかにフレキシブルに学習時間を取れるか」を重視するとTECH CAMPはちょっと厳しいかなと。
侍エンジニアは「オリジナル作品を作る」ことを重視している点は魅力でしたが、料金がちょっと高い(3ヶ月約40万弱、6ヶ月で70万弱)。。。
TECHACADEMYはオリジナルも最終課題で作れるし、基礎学習のペースも自分次第で進められる(頑張れば最終課題の時間を多く取れる)点が魅力でした。午前中に質問できないのは特に気にならず。午前中に学習するのは土日くらいなので2日くらいならなんとかなると判断しました。
スクールに通う前にいかに基礎を学習しておくか、が入学後の学習効率を高めることは間違いなさそうなので、次は「入学前の学習方法」について調べてみようと思います。
今回の記事がスクール選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。