誰しも「若くありたい」「若く見られたい」と思うもの。アラファオーになりその気持ちはますます強くなってきました。
若くいるためにどうしたらいいか。
美容にお金をかけたり服装に気を使ったりというのも必要だと思いますが、それよりもっと根本的に体を若い状態にすることを調べた結果、「8時間食事術(8時間ダイエット)」にたどり着きました。
「16時間ファスティング(断食)」などの呼び方もありますが要は「1日24時間のうち、8時間のうちに食事を済ませて16時間は何も食べない」生活のことです。
本記事では「8時間食事術」に統一します。
アラフォーにして「若い体になる」ために実践した「8時間食事術」を続けて3ヶ月になりますが、その経過と、具体的にどのようなやり方をしているかをご紹介します。
なお、わたしは医師でもないですし栄養学の専門家でもないので、あくまで「8時間食事術」の一体験談としてお読みください。
ご自身が実践される際はご自身の責任にてお願いいたします。
わたしの8時間食事術
参考にしたのは本「空腹こそ最強のクスリ」だったり、その著者である青木厚氏が監修しているネット記事など。
青木氏が提唱する食事術は「8時間の間は何を食べてもよい」というもので、時間以外に制限がないのがすごく自分に合っていました。
もちろん暴飲暴食はダメですが限度の中で食事は自由。
わたしの場合は朝・昼に食べて夜に食べない、という2食です。14時には昼食を済ませ、16時間後の翌日6時に朝食を摂るスタイルです。
2回の食事は食べたいものを中心ですが、筋トレをやっているのでタンパク質はプロテインパウダーなどで積極的に摂っています。白米も肉も好きなだけ食べます。
体重:9kg減
85kg(178cm)あった体重はこの3ヶ月で9キロ落ちました。筋肉は脂肪より重かったりで体重が減ることは必ずしも痩せた(見た目がすっきりする)ことを指さないのですが、一応の目安として体重についてお伝えすると、10kg近く落ちました。
8時間食事術をやりながら筋トレや有酸素運動(ウォーキングや水泳)も並行して行なっているので、食事を抑えただけが原因ではないとは思います。
ですが筋トレや有酸素運動の効果が食事を抑えたことでより高く出た、とは言えますね。
お腹周りはかなりすっきりしましたし、肘から先(特に手)の血管の浮き方がすごいです(笑)
睡眠:目覚めがすごくいい
長時間寝なくて良くなりました。目覚ましより先に目が覚めることが当たり前で、それでいて寝不足な感じはありません。
内臓の疲れが睡眠を必要としていたのか、と感じます。
14時にその日の食事を終えるので、18時には空腹を感じます。その場合でも基本的に水しか摂らないので、翌朝がすごく待ち遠しい。理由はどうあれ次の日を楽しみにできるって素敵じゃないですか?*どうしても空腹が我慢できなければヨーグルトやナッツは食べてよいとのこと
18時を過ぎると「明日の朝はいっぱい食べるぞ」という気持ちなんですが、いざ朝になると寝起きで食欲がほどよく抑えられて結局そんなに食べない、という好循環。スイーツなどは朝食と昼食の合間に済ませるようにしています。
疲れにくい
目覚めがよいことに関連しますが、寝起きに疲れが残ることはなくなりました。かといって寝付きが悪いこともなく、短時間の睡眠でしっかり疲れが取れている状態です。
たまには夕飯も食べます
理想は毎日16時間食事をしない時間を確保することですが、たまに夜に食べることもあります。その日は結果的に3食になりますがたまにはいいだろうと割り切ってます。基本的には3食の日も翌日に調整したりはしていません。
もともと3食だったものを2食にしているので、夕食を食べてももとに戻るだけですからね。あまり負い目も感じる必要はないでしょう。
食事の時間を別のことに使える
食事の時間がまるまる浮くので、その時間を筋トレや読書などに使えるようになりました。
食事もひとつの楽しみではあるのでトレードオフといえばそうなんですが、無駄に過ごさない限りはメリットの方が大きいと感じています。
筋トレ(筋肉増強)には向かないかも
8時間食事術の実践中は、筋力維持のために筋力トレーニングが推奨されていますが、筋肉を増やすのは難しいと感じています(実際はちょっとずつ筋肉はついているとは思います)。
筋力の増強を目的にするなら、こまめに食事を摂る(常に体に養分を補充する)ことがよいとされています(そうしないと筋肉をエネルギーにしてしまうから)。
ですが8時間食事術では16時間も食事を摂らないので、筋肉を増やすには、筋トレの時間をうまく調整する必要があるように思います。わたしはやらないよりましでしょ、くらいに考えて「筋トレができる時間」に筋トレをするようにしています。
空腹の効果についての書籍多数
青木氏の著書をきっかけに始めた8時間食事術ですが、「空腹」や「プチ断食」、あるいは「オートファジー」についての書籍は数多くあります。
オートファジーはノーベル賞も獲得した研究対象ですしここ最近で急に論文も増えているとか。
読んだ本を挙げると
- 老けない人は腹7分目
- 空腹の時間が健康を決める
- 若いと言われる人が当たり前にやっている16の習慣
- 細胞が自分を食べるオートファジーの謎
など。
いずれも「空腹」が細胞を活性化させ体を若く保つと書かれています。空腹になって初めて動き出すらしいので、「空腹が若返りのスイッチ」と考えて空腹を乗り切ってます。
まとめ
8時間食事術は食事をしない時間を16時間としていますが、厳密には空腹時間が16時間を超えてからオートファジー(細胞のリサイクルシステム)が始まるので、「最低」16時間の断食時間を確保すべきということです。
なので、理想は1日1食なんでしょうね。
さすがにまだその域に達することは難しそうですが、いずれはそこも目指していきたいと思ってます。
以上、アラフォー男子が8時間食事術を3ヶ月続けた体験談でした。