8時間食事術を実践して3ヶ月以上たちました。
経過はすこぶる良好で、体重は9kg減、風邪を含め体調を崩すこともありません。もしかすると筋トレの効果は最大ではないかもしれませんが、ちょっとずつ筋肉は付いてきています。
睡眠時間が減り(寝起きがすごくいい)、それでいて疲れが残りにくくなりました。
以前は夕飯をがっつり食べていたので、睡眠時間が減ったことで「食べすぎがいかに(内蔵だけでなく)体に負担をかけていたか(寝なきゃいけない状態にしていたか)」を実感しています。
誰にでもおすすめできる食事術ではないかもしれませんが、体重が気になる方だけでなく、(持病など)健康に問題がなく、なんとなく疲れやすい、という方にもぜひ試していただきたい食事術だと思います。
YouTubeでも関連書籍の紹介動画がたくさん挙がっていますね。
どの食事を抜くべきか(摂るべきか)
8時間食事術のやり方は非常にシンプルで、1日24時間のうち、8時間の間に食事を済ませ、それ以外の時間にはカロリーを含むものは口にしない、というもの。
例外としてヨーグルトやナッツはOKとされています。
*参照:空腹こそが最強のクスリ
食事する8時間をどこにもってくるか、はそれぞれの生活パターンや性格によって自由に決められるんですが、わたしが実践している「夕食抜き」おすすめします。
わたしの夕食抜きのパターンはだいたい5時から7時に朝食を済ませ、14時以降は食事をしない、というもの。
夕食を抜く利点
14時がその日の最後の食事となると、就寝が22時としてそれまでおよそ8時間。長い時間に思えますが、それがいいところだったりします。
寝る前に食べる罪悪感がない
食事して2、3時間で布団に入るのってなんとなく「体によくないな」って思いませんか?
軽食ならともかく、わたしはがっつり食べた状態だと「太るかな」とか「運動しないとな(けどもう寝るからできない)」みたいな、ちょっとした後ろめたさを感じます。
夕食を抜くとそれがありません。
14時に昼食を終えると布団に入る頃にはおなかが減ってます。なんなら空腹状態を我慢して数時間たってます。
罪悪感どころか「自分に勝った」という爽快感さえ感じます。
空腹感を楽しめる
(空腹の)自分との戦いを楽しむのも一つですし、空腹の効果を考えるのも楽しいです。
空腹によって内蔵が休息でき、オートファジーが活性化することで細胞の新陳代謝がおき体がきれいになることをイメージすると、空腹が気持ちよくさえ思えます。
我慢できないほどの空腹時はヨーグルトなど「食べてもいいもの」があることが命綱みたいな役割で気を楽にしてくれることも楽しめる理由でしょう。
わたしもちょいちょいヨーグルトを食べますが、意外と腹持ちしますし空腹時のヨーグルトはいつもよりおいしいのでそれもまたよし。
朝が待ち遠しくなる
夕方を過ぎると空腹感はかなりのものなので(慣れても空腹はそこそこ感じます)、早く明日の朝になれ、とか明日の朝は何食べよう、と空想します。
理由はどうあれ、明日が待ち遠しいって素敵じゃないですか。
デメリットといえば、朝食の準備をしすぎてしまうことですかね。結局は食べ切れず次の食事に回したりするんですが、夕方時点では「たくさん食べるぞ」と無駄に意気込んでしまうのは改善したいところです。
1日トータルの食事量が抑えられる
前日はたくさん食べるつもりでいても、いざ朝を迎えると寝起きにがっつり食べられることはまれです。
8時間食事術では時間内の食事を制限していないので、何をどれだけ食べようと自由なんですが、朝にご飯をおかわりすることはなかなかできません。
結果的に朝の食事は控えめになり、昼は昼で目一杯食べても朝が控えめな分、1日のトータルではそれほど食べていない、ということになります。
3食食べるとき、1日の食事量に占めるそれぞれの割合はだいたい(わたしの場合)2:4:4くらいです。夕食を抜いた分、朝にやや多めに摂っても割合としては3(いつもの5割増)程度。
とすると、夕食を抜くことで1日の摂取量は割合としては6か7(2+4または3+4で算出)。夕食を抜いた場合は8(4+4)なので、やはり夕食を抜くのが1日の摂取量をもっとも減らせます。
8時間食事術が続いている理由
3食食べていた頃は当たり前だった、「お腹が空かないうちに寝る」ことが気持ち悪いと感じるようになりました。
「空腹こそ最強のクスリ」のほかにいくつか空腹や摂取カロリーを抑えることの効果を謳う書籍を読んだせいで「空腹が体にいいこと」であると意識するようになりました。
なので、夕方にお腹が減っても「食事をしたあとの罪悪感」を感じることが明らかなんです。
結果的に夕方すぎの空腹も「我慢する」という感覚が薄くなったことが要因かと思います。
まとめ
「8時間の間に食事する」ことさえ守ればいつ食べようが自由な「8時間食事術」ですが、「夕食抜き」がわたしの生活パターンや生活に合っていました。
いろんなパターンを試しつつ、ご自分に合ったやり方を探してみてください。わたしのやり方が参考になれば嬉しいです。