エニタイムフィットネスを解約した理由とこれからのジム業界の未来予想

エニタイムを解約した理由 メンズ美容

1年近く通っていたエニタイムフィットネスを退会しました。

自宅での筋トレから始まり、初めて通ったジムでしたので思い入れもあり、悩んだ末の退会となりました。

今回の記事では退会に至った経緯とエニタイムフィットネスに通ってみた感想を書いていきます。

なぜ退会したか

本音を言えば、退会は本意ではなく止むなく、という感じです。ジムに通うことを決めてからかなり職場や自宅周辺のジムを調べましたし、通ってみても期待通りのジムでとても気に入っていました。

が、昨今の情勢により生活パターンが変わり、ジム選択時の条件と現在の状況が大きく変わったことにより退会に至ったという経緯があります。

在宅勤務により行動範囲が変わった

最大の原因は「行動パターンの変化」です。エニタイムに決めた時点でのジム選びの条件は

  • 24時間営業
  • 複数店舗利用可
  • 通勤圏内にある
  • コストが手頃

でした。

ですが今は職場への出勤頻度が激減し、上記条件のうち

  • 複数店舗利用可
  • 通勤圏内にある

である必要がなくなりました。

むしろ通勤圏内であることはすなわち電車に乗ってジムに通う必要があるため避けたい条件にすらなってしまったのです。

自宅近くにジムがある

改めて現在の状況を踏まえてジム選びの条件を挙げてみると、

  • 24時間営業
  • 自宅の近くにある
  • コストが手頃

となります。

この条件に合うジムがなければ、多少手間でもエニタイムに通い続けることを検討しましたが、幸い自宅から徒歩で通える場所に条件を満たすジムがあるため、エニタイムからそこへ鞍替えすることにしました。

電車は思ったよりメンドウ

在宅勤務になってこの事実に気付いた方は多いんじゃないでしょうか。「会社に行く」という目的あっての電車であり、ジムに通うために仕事終わりや休日に電車に乗るのは結構なハードルでした。

エニタイムフィットネスに通って

エニタイムはわたしにとって最高とも言えるジムです。通いにくくなったことはエニタイムに非は全くありませんし、エニタイムが近くにあるなら退会することはなかったでしょう。

欲しい機能が全てあった

上述の通り、ジム選びで重視したのは24時間営業、複数店舗利用可能、コスパ、などですが、エニタイムはこれらをバッチリ満たしています。

24時間利用できるメリットは超大きい

24時間いつでも利用できるメリットは大きく、早朝でも深夜でも休日でも自分の都合のよいときに使える安心感は想像以上でした。「24時間使える=混雑を避けられる」ことになるので効率的なトレーニングやトレーニング時の気分にもつながります。

シャワーなど清潔

清掃員の方を目にする機会は多く、シャワーやトイレはいつも清潔でした。もちろんジム全体も同様です。どの店舗もシャワーやトイレは女性専用のものが用意されているので、女性も安心できるんじゃないでしょうか。

マシンが豊富

ダンベルやベンチプレスなどのフリーウェイトはもちろん、マシンも充実しています。わたしは筋トレ初心者ですが、鍛えたい部位に適したマシンがどの店舗にも揃っていました。いずれも古びたものは全くなく、きれいな状態のものばかりです。

エニタイムフィットネスの不満

あえて言えば以下の2点。

  • 店舗によって料金にかなり幅がある
  • ウォーターサーバーがあったりなかったり

店舗によって異なる料金設定

エニタイムは所属店舗制度があり、多く利用している店舗が「所属店舗」になります。

同じ「エニタイムフィットネス」でも店舗によって月額料金が異なり、わたしの場合は6,000円台から8,000円台の幅がありました。

設備の違いというより立地の違いでの料金設定がされているように思いますが、仕方ないと思う部分もありますが統一(もちろん安い方に)してくれるとありがたいですね。

ウォーターサーバー

設置されている店舗の方が少ないですが、自販機で水を買えば100円程度かかってしまうものが無料でいただけるのはありがたい限り。

ぜひ全店舗への導入をお願いします!

ジムの選び方

筋トレ初心者としておこがましいですが、初心者だからこそ見えた「ジム選びの基準」を書いておきます。

通いやすさ

言わずもがないちばん重要です。どんなにきれいな設備で快適であっても、通いにくいとなかなか足が向きません。通勤圏内や自宅付近で選ぶのは普通ですが、さらに駅からの距離も重要です。

営業時間

距離や場所だけでなくいつ通えるか、ということも重要です。近くにあっても行動パターンに合わなければ結局通いにくいですし、ジムのために行動パターンを決めるのは長く続きません。

金額

月額料金が高くても、高頻度で通えば1回あたりの金額は数百円だったりします。逆もまたしかり。

金額だけで決めず、どれくらいの頻度で通うのかを考えて、1回あたりの料金で考えることをおすすめします。

土足可?

土足で利用できるか否かで荷物が1つ減りますし、あるいはジムでロッカーを契約する必要性も減ります。

エニタイムフィットネスは土足OKだったので、ジムに入店後、荷物をロッカーに置くだけですぐにトレーニングを開始することも可能です。

ちなみにエニタイムは土足OKですが、それを忘れるほど店内はきれいです。雨の日であっても床が濡れている印象はないですし、マシンも常に清潔です。

24時間営業のジムは比較的土足OKの店舗が多いですね。

今後のジムのあり方

感染症への警戒や在宅勤務の普及により、これからのジムのあり方がどうなっていくか想像してみました。

筋トレはもっと一般化する

この本のように、筋トレの効果を謳う書籍が増えてきました。マンガでもこういった作品のおかげで、筋トレが「特別な人・一部の人」のものでなくなっています。

自宅であれジムであれ、筋トレを日常的に行う人は必ず増えるはずです。

文化の面で日本はアメリカの後追いする傾向がありますが、米国でジムに通う人の割合は日本の5倍とのデータもあり、米国の傾向に従うなら日本でもジムに通う人が増える可能性は高いです。

米国人の 6 人に一人(日本では 30 人に一人)がフィットネス会員となっている

参照:千葉銀行ニューヨーク支店

「筋トレしたくても時間がなくてできない」という人が、在宅勤務の普及で通勤時間がなくなった分をトレーニングに充てることもありそうです。

24時間営業の普及

エニタイムフィットネスファストジム24ルネサンス24など、24時間営業の店舗は珍しくなくなってきました。

背景にはトレーニングマシンの進化やセキュリティシステムの発達などがあるのでしょう。

多くの24時間営業の店舗はマシン特化型でコストは控えめですし、必要ならパーソナルトレーニングも受けられるので必要十分です。

安くていつでも通えてセキュリティも万全であれば通わない理由はないですよね。

一方で、定休日のあるジムは淘汰されていくんじゃないでしょうか。

まとめ

退会したとは言え、エニタイムフィットネスに不満は全くありません。むしろたいへん満足していますし、これからはこういう形のジムがどんどん増えるんだろうなと確信しています。

筋トレする身としてジムの普及は嬉しいですが、運営側に立ってみると差別化が非常に難しそうです。

24時間営業、高セキュリティ、清潔な店舗、整備された設備、は当たり前の中、差別化するなら店舗数とか料金くらいでしょうか。

今後も筋トレに励みつつ、ジム業界の動きも注視していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。