頭の整理やアイデア出しにマインドマップは便利です。
マインドマップはたくさんアウトプットができる反面、紙に書き出すと紙の大きさ以上に書けませんし、何枚も書いていると管理がたいへん。
それを解決するのがデジタルですね。
マインドマップアプリはたくさんありますが、その中でわたしが使ってる”mindnode”がすごく使いやすいのでご紹介します。
手書きか打ち込み(タイピング)か
そもそものお話としてマインドマップは手書きかタイピングか、と悩んだことはないでしょうか?
なんとなく手を動かしたほうが脳を刺激しそうだし、でもタイピングでのきれいなアウトプットも魅力。
どちらも一長一短ありますが、わたしはタイピング派です。
手書きの自由さはすてがたいものの、やはりタイピングで出力される文字の美しさには勝てませんでした。見返したときの気分が違います。
タイピングの良さは美しさの他に「検索できること」があります。
どんな内容であれ情報がすぐに取り出せるなら思うままに書きなぐっても安心です。
速さはタイピングの圧勝=情報量が圧倒的
見た目のきれいさだけでなく、アウトプットのスピードもタイピングが優位です。
マインドマップの利用で速さは必ずしも重要でないかもしれませんが、早く書き出せて悪いことはありません。
ただし、画像を含む記録は手書きが優れています。例えば三角形を作って3つの角それぞれになにかを書くとかいう場合です。
画像を含めてマインドマップを作りたい場合は手書きタイプがいいですね。
タイピングのスムーズさ
ただ速くきれいに書き出すならマインドマップである必要はありません。wordでもPowerPointでもgoogle docsでもメモでも問題ないですよね。
マインドマップのよさはそれぞれの単語・文から枝分かれして関連性を可視化しつつ発想を広げられる点にあります。
枝をそのまま伸ばすか、別の枝を作るかをスムーズに反映するのは、直感的に書ける分手書きが便利かと思いましたが、杞憂でした。
mindnodeはmacでもiPadでもストレスなく枝(mindnodeではノードという)の操作が可能です。
例えば枝を伸ばすときは「タブ」、別の枝を作るときは「return」を推すといった感じです。
ノードの結合も楽
いったんは別の枝で作ってもやっぱり元の枝につなげたいってことがあります。それもドラッグ&ドロップで一発。手書きのマインドマップにはない大きなメリットです。
見た目のよさ
mindnodeのマインドマップは、きれいな字とカラフルなライン、色分けされたボックスなど、見やすいデザインで書き出されます。
いくつかのトーンパターンが用意されているので、好みに合わせて書き分けれるので、マインドマップを書くモチベーションになりますし見返すときも気持ちいいです。




mindnodeが他のマインドマップアプリと大きく異なるのはこの点かと思います。
他のマインドマップアプリは使ってないので言い切れませんが、見た目のきれいさでちょっと抜けてるんじゃないでしょうか。
他のデバイスとの同期
有料プランではiOS(iPhone,iPad)同士だけでなくiOSとmacOS、AppleWatchとの同期ができます。
わたしはAppleWatchでマインドマップを使うことはありませんが、macとiOSデバイスとの連携はとても便利に使ってます。
端末ごとの使い勝手
わたしの場合はiPad(+smart keyboard)とmacはどちらも同じ使い勝手でサクサクです。作ったマップを画面内で動かすのも直感的にできます。
mindnodeはどこまでもノードが広がる無限キャンバスですが、マップの拡大・縮小もピンチイン&アウトで一瞬なので情報がすぐ俯瞰できます。
iPhoneでももちろんノードの作成やマップの拡大、縮小は直感的にできますが、わたしの場合はiPadやmacに比べるとiPhoneでは入力スピードが落ちるので、iPhoneのmindnodeはあまり入力には使わず、確認用として使っています。
iOS/macOSのみ
mindnodeはiPhone, iPadなどのiOS端末とmacのみに対応してます(+Apple Watch)。
将来的にPCとiPhone, Androidスマホとmacで連携して作業するってことができないので、そのへんがmindnodeのデメリットですね。
利用料金(サブスクリプション)
マインドマップを単体の端末で書くなら無料版でできますが、複数端末間の同期などは有料機能です。
有料版はかつてはiOS版とmac版とそれぞれ料金を支払う形(買い切り)でしたが、現在は“$2.49/month and USD $19.99″のサブスクリプションモデルです。
これまで数ヶ月使ってきてアプリがフリーズしたり同期に不具合が出たりということは1回もないので、安定感と機能を考えるとコスパは非常に高いです。
まとめ:iOS/macユーザーなら一度は試すべき
優雅な見た目もmacユーザーにしっくりはまります。iPadやmacを使っているなら必ず候補にはいれるべきアプリです。
アイコンまで美しいので画面もしまります。
公式ページは英語のみですが、アプリのダウンロードは日本語でできます。
ぜひ試してみてください。