副業を始めたいけど、「自分になにができるかわからない」とお悩みですか?
だいじょうぶです。副業で使える「得意なこと」は専門家ほどの知識である必要はありません。
ほかのひとよりちょっと知ってるくらいの知識や経験も、まったく知らないひとにとっては十分に有益だからです。
この記事では「他人よりちょっと得意なこと」の見つけ方をご紹介します。
自分で「得意なこと」を見つける
明らかに人よりできることがあれば話は早いですね。英語ができるとか絵がうまいとか。
ですが「自分はふつうだ」「人よりできることなんてない」と思う人もいるかも知れません。
その場合でも自分の得意なことはかんたんに見つかります。
本棚を見る
ふつうは嫌いなことに関する情報を集めようとはしませんよね。あなたが集めたものはあなたの好きなものであるはずです。それがひと目でわかるのが本棚です。
金融系、自己啓発系、デザイン系、ライティング系など、自分が興味を持って情報を集めてきたものは、集めた情報の分だけ他人(情報を持っていない人)より知っています。
「本を読んだが教えられるほどの知識はない」と思うかもしれません。
ですが、学習過程をブログやYouTubeで公開することで収益が上がったりするので、十分に副業になり得ます。
ブックマークをチェック
PCやスマホのブラウザのお気に入り機能は、頻繁にアクセスするページを記録するために使いますよね。YouTubeのチャンネル登録も同じです。
ブラウザのブックマークやYouTubeの登録チャンネルを俯瞰すると、好きなことが見えてきます。
たとえばガジェットに関するニュースサイトやブログによくアクセスしていればガジェット情報に、Amazonなら本や家電情報に詳しくなりますよね。
買い物履歴
1ヶ月から3ヶ月程度、自分がなににお金を使ったかを振り返ります。
家電や掃除・健康グッズなど、購入の際には購入する理由があったはずです。
購入に至った経緯で調べた知識も強みになります。
また、ブログでよく見る「買ってよかったもの」ランキングは多くのブロガーが実施していて、書き手としても実体験に基づくので書きやすく、読者としても他人目線の使い勝手が確認できるので書き手も読者もメリットの多い定番企画です。
休日にしていることを思い出す
本を読むでもテニスをするでも映画を観るでもなんでもOKです。
玄人レベルならもちろん、ちょっとでも経験があるだけでも未経験の人から見たら「できる人」なので、趣味で得た知識や経験も副業に使えます。
周りに教えたいこと・指摘したいこと
たとえば友人のつかているモバイルバッテリーを見て「もっと小さくてパワーのあるやつあるよ」と言いたくなったら、それはあなたが「バッテリーが好き」であり「モバイルバッテリーに詳しい」と言えます。あなたのアドバイスが欲しい人はたくさんいます。
日常生活を振り返ってみる
ふつうに生活していても、他人にはふつうじゃないことがあります。
たとえば一人暮らしだけど外食を一切せず自炊だけとか、何年も洋服を買ってないのにおしゃれと言われるとか節約しているつもりはないのに必ず毎月貯金できてる、とか。
外食が当たり前の人でも実は自炊したいけどできない、とかいくら服にお金をかけてもおしゃれに見られないと悩む人にとっては喉から手が出るほどほしいアドバイスができるんじゃないでしょうか。
他人に「得意なこと」を教えてもらう
隣の芝生は青く見えるというように、他人の優れた点は目に付きやすいですよね。
自分で得意なことが見つからないときは、自分を知っている人に教えてもらえばいいんです。周りの人に直接聞いてもいいですが、聞かずに自分の長所を確認する方法もあります。
周りに相談されること
家族や友人からアドバイスを求められることはないでしょうか?
次のスマホをどれにしようか迷っている、子どもの習い事はなにがおすすめか、スポーツジムでよいところはないか、など。
相談されることは「あなたがわたしより詳しい」と思ってくれているからです。同じ疑問を持っている人にアドバイスすれば、立派な副業です。
直接聞いてみる
親しい友人や家族に自分の長所を聞くのがいちばんわかりやすいです。ただし、「優しいとこ」のように、副業としてどう活かすかわかりにくい長所の場合もあるのでそのときは他の方法で見つけましょう。
得意なことを活かす副業
これまで挙げてきた方法で見つかった、得意なことを活かす副業をご紹介します。
ブログ
好きなことを副業にする代表格です。自分のサイト(ブログ)を作り、そこに美味しいお店やおもしろい映画などについて文章を書き、広告で収益を得ます。クリックで収益が発生するアドセンス広告と、紹介した商品やサービスがブログを通して売れたときに収益になるアフィリエイト広告があります。
YouTube
おしゃべりが上手だったり、口下手でも楽器や絵に自信があれば、YouTubeがおすすめです。動画に貼る広告などで収益を得ます。芸能人や著名ブロガーも多く参入していてこれから大きく伸びそうな分野です。ただ、チャンネル登録者数や視聴回数の条件に加えていくつかの条件を満たす必要があります。
ウェブライター
発注された課題に基づいて文章を書く仕事です。ウェブ媒体に掲載する記事を書く仕事なのでウェブライターとなります。上手な文章を書けるに越したことはないですが、発注者の意図した内容と量を書くことが重要です。体験談などが課題となることも多いので、ご自身の経験が収益化できます。同じじ「文章を書く」ブログの収益が不安定なのに比べ、確実に収益が上がる点が特徴です。
ウェブライターの業務はここを使うのが便利です
・クラウドワークス
・ランサーズ
・shinobiライティング など
イラスト作成
似顔絵やSNSのアイコン、ブログのヘッダーなどに使うイラストを作成します。Twitterやブログの個性を出したり、会話形式の記事を作成するとき使うイラストの需要が高そうです。ライバルも多いですが、市場も大きいです。
イラスト作成業務はここを使うのが便利です
・ココナラ など
写真販売
写真を撮ることが趣味なら、それを自分のウェブサイトやブログにアップして読者を集め、広告収入を得ることができます。また、直接的に写真を収益化する手段として、ネットで写真を売る方法もあります。
ネットで写真販売はここでできます
・スナップマート など
オンラインレッスン
語学やヨガ、プログラミングなど、オンラインでレッスンを提供します。スカイプなどのビデオ通話でのマンツーマンレッスンが基本です。ネット環境とスペースがあればOKです。
オンラインレッスン業務はここを使うのが便利です
オンラインショップ
たとえば手作り小物が趣味なら、作ったものを売って収益を作れます。自分でネットショップを作ることもできますし、手作り小物を扱うネットショップを通じて販売することもできます。
手作り小物販売はここを使うのが便利です
まとめ
副業は「儲かること」であることより先に「得意なこと」や「好きなこと」を考えるべきです。
自分の得意でもないことをやろうとしても続かないし、その分野を得意としている人には敵わないからです。
得意なことの中から、収益が見込めるものを選びましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!