電子書籍を読む方ならamazonのkindleアプリを使ってる方は多いと思います。
わたしは電子版がある書籍は基本的にデジタルで読むようにしているので、kindleなしの生活は考えられないレベルで使い倒してます。
kindleには「kindle unlimited」(月額980円)という定額読み放題サービスがあります。kindle unlimitedは1冊読むだけで元が取れる神サービスなので、本をたくさん読む人でなくともおすすめしたいサービスではありますが、今回の記事はkindle unlimitedについてではありません。
kindleはiOSとAndroid版ともにアプリがありますが、リーダー端末としてのkindleもあります。
今回の記事では「端末のkindle」を買うべきか否か、について書いていきます。
なお、記事中のkindle端末はkindle Paperwhiteのことだと思ってください(わたしが使っているので)。
kindle Paparwhiteのよさ
この端末を使い始めて3年以上になりますが、壊れることなく、またバッテリーの持ちが悪くなることもなく動いてくれています。
タッチ操作時の反応も上々でストレスなく読める点はアプリ版と同じ。
もちろんアプリと同様に読書履歴やメモ、しおりは動悸されるので、アプリで読んでから端末(Paperwhite)を開いてもアプリで読んでいたところから読めます。
モノクロ
Paperwhiteはモノクロなので、明度の面ではスマホアプリに劣ります。ただこれは一概に悪いことではなく、e-incの特性であり「目に優しい」「電池消費が少ない」という大きなメリットがあります。
「目に優しい」のはPaperwhiteがスマホのような「ブルーライト」を発しないからであり、それは寝る前だったり寝起きだったりの「スマホのライトを避けたいとき」にも使えることにつながります。
端末上で書籍を購入できる
Android版のkindleアプリでもできることですが、Paperwhite上で本の購入ができます。iOS版はブラウザで購入しないといけない手間があるので、iOSユーザーは端末の使い勝手のよさは強く感じるところかと思います。
まさに本。
電子書籍を読むことに特化した端末なので他にできることがありません(購入は別として)。
スマホではついメールやSNSに目移りしてしまうこともありますが、端末では(少なくとも画面上ではできないので)それがありません。
電池の持ちがすごい
1日1時間程度の読書なら10日から2週間くらいは充電不要です。スマホやiPad、PC、ヘッドフォン、モバイルバッテリーなど充電が必要なガジェットが多いなかで「少しでも充電頻度が少ないガジェット」はありがたく感じます。
紙の本のように開けば読める
スリープウェイク機能付きのケースを使えば、ケースを開くとすぐに本が読めます。紙の本を読むときと同じです。ケースを閉じればスリープモードです。
本の購入についての設定をしておけば意図せず購入されてしまうことも防げますので、ガジェットですが「電源を入れて画面をつける」手間がいりません。
Paperwhiteの残念なところ
(わたしにとっては)メリットの方が多いですが、デメリットもあります。
イラストや写真は見づらい
メリットとのトレードオフではありますが、モノクロであるがゆえに書籍によっては読みにくいことがあります。
デザイン系のものや、写真を多く含むものは避けるべきでしょう。
小さい
文庫本サイズなので、文字中心の書籍ならともかくグラフが多いものだととたんに見づらいです。
メモが取りにくい(わかりにくい)
kindleでは長押しでテキストをメモできる機能がありますが、アプリでは(蛍光ペンで線を引くような感じで)カラー表示されるものがPaperwhiteでは色がない分やりにくく感じます(メモ自体はできます)。
まとめ:寝る前に読むならPaperwhiteはアリ
日中に読むならアプリ版が読みやすくまたメモなど機能面でも使い勝手も端末に勝ると感じます。
ただ、夜(特に寝る前)に読むなら睡眠の質の観点から端末の方がぜったいにいいです。
あとは夜行バスや飛行機など、周囲に人がいるときなんかもPaperwhiteが便利です。暗闇でスマホのまぶしさは気が引けますよね。
kindle端末はPaperwhiteに似た機能を持つ「kindle」があります。解像度や防水機能などの違いがあり価格は数千円の差です。
使用頻度でどちらを買うか決めるとよいですが、個人的にはPaperwhiteがいいんじゃないかと思います。機能が劣るものを買って「kindle端末は使いにくい」となってしまうと残念なので。
アプリ版と端末とをうまく使い分けることで電子書籍の便利さを享受しながら読書の質を上げられるので、読書する方にはkindle端末の使用はおすすめしたいところです。
使い比べるとスマホがいかに目を疲れさせるかがわかるので、目を休めながら読書したい、という方にも使っていただきたいですね。