さいきん「テレビは観ない」あるいは「家にテレビがない」という方が増えている印象です。
サイバーエージェントの調査によると、
「10代後半~20代の6人に1人が、テレビを持っていないか、1カ月以内にテレビを見ていない」
参照:IT media NEWS
とのこと。
同調査では、30代、40代のテレビの視聴時間について平日1時間以下かつ休日2時間以下の割合が40%半ばほどとも書かれています。
わたしはまったくテレビを観ませんが、意識が高いとかではなく、テレビにつまらないから、観たい番組がないから、です。
仮に観たい番組があっても観たいときに観れない、という不便さもありますね。10年ほど前までは気になる番組を録画してまとめて週末に観たりしていましたが、今は観たい番組も減ってる(そもそも番組表をチェックしないのでよく知りませんが)ので録画するのも面倒です。
テレビは観ませんが動画は好きで、ご多分にもれずYouTubeはPremiumプランを契約するほどのヘビーユーザーです。Amazon Primeもよく利用しますが視聴時間ではYouTubeがダントツです。
テレビのデメリット
わたしにとってテレビの不満は「時間が指定されている」ところですが、もう1つ挙げると「ダラダラ観てしまう」点です。
いまでは家にテレビがないのでその心配もないですが、かつて「とりあえずテレビをつける」習慣があったときは(今思うと)ムダに時間を使ってました。
なにか放送してると「ぼーっとするよりまし」という感覚でなんとなく観ちゃうんですよね。それなりに楽しいコンテンツも多いですし。
ですが終わってみると「なにも身になってないな」と思うことが少なく有りません。
YouTubeのメリット
一方のYouTubeは時間に縛られず視聴でき、かつテレビに比べて自分に必要なコンテンツ、たとえば自己啓発的、本の要約、筋トレのHOW TOのようなものを能動的に視聴できるメリットがあります。
テレビに比べてどこでも観られる、かつ複数のデバイス(スマホ、タブレット、PC etc.)で観られるのも助かります。
また、視聴履歴の確認もかんたんですし、「あとで見る」サービスは便利すぎてどんどん溜まっちゃいますね。
YouTubeのデメリット
便利すぎるがゆえにデメリットにもなりえます。
テレビのデメリットで「ダラダラ観てしまう」点を挙げましたが、ともするとYouTubeも同じことが起こりえます。
コンテンツこそテレビに比べて有益(に思えがち)ですが、油断すると当初の目的と違う動画を観てたりすると必ずしも有益とは言えません。
むしろテレビにはない「おすすめ動画機能」のせいで、不必要に時間を使ってしまう意味では有害にもなり得ます。
YouTubeの観過ぎを防ぐ方法
YouTubeが楽しく便利なメディアであることは間違いないです。とはいえ、無尽蔵に時間があるならいいですがたいていの人は違うので、メリハリをつけないとやばいですよね。
わたしは以下の2つを実践するようになってだいぶYouTubeの視聴時間をコントロールできるようになりました。
ポモドーロアプリ
予めYouTubeに使う時間を決めて、強制的にストップする方法です。「ポモドーロ・テクニック」は基本的には25分と5分とで時間を区切り方法ですが、「25分で止める」という意思だけでは難しい時間管理がアプリによってだいぶ楽になってます。
個人的には「コンテンツを2つまで」という区切りより時間で区切る方がおすすめです。コンテンツで区切るのは、コンテンツによっては長いものがあるので時間管理の点で向いてません。
「後で見る」からチェック
時間がないときは「後で見る」に保存しますよね。ですがYouTubeを開いてまず出てくるトップページにはまた新しいコンテンツが並んでます。基本的には登録してるチャンネルの新コンテンツが表示されるので観たいものである可能性が高く、しかも複数あったりすると1つ「後で見る」に保存してまた別のコンテンツを保存して、さらにスクロールして探しちゃったりと、観るまでに余計なことをしがちです。
「後で観る」に保存したものから観るようにすれば「観る」以外の時間を使わずに済みます。「後で見る」に保存したコンテンツがなくなってから新しいコンテンツを探しても遅いことはありません。時間にしばられないのがYouTubeのいいところなので。
まとめ
かつては「テレビを観ない」ことは時間を有効に使ういい手段だと思いますが、別のコンテンツでテレビ視聴と同様のことをしていたら意味がありません。
YouTubeは使い方によってはテレビより有益で便利であることは間違いないですがとんでもなく高い中毒性を持つサービスでもあるので気をつけないとやばいです。
ポモドーロ・テクニックのアプリの使用は特におすすめで、もちろんYouTube視聴以外にも活用できますし、わたしもかなり愛用してます。
多くのアプリがありますが、おすすめはこちらです。